1.東海構造研究グループの活動
■ 研究調査
研究会活動の中心となるもので,構造に関する種々の分野について,研究および調査を行います.隔月で開催される定期研究会で,その報告が行われます.この定期研究会は,立場を異にする者の間での情報交換の場となっています.また,重要度の高いテーマについては,研究委員会による重点的な研究,討議が行われています.
■ 拡大研究会
隔年で1回,中部地区だけでなく全国から論文を集め,1日がかりの研究会を開催しています.
第1回 平成3年11月 11編の論文
第2回 平成5年12月 12編の論文
「骨組構造物の座屈設計に関するフォーラム」も実施
■ 構造物視察
会員全体が参加する行事として,不定期に開催されています.
■ 構造物研究および指導の委託
構造物に関する研究の委託および指導を受け入れています.委託の内容によっては委員会を作り,検討を行っています.
■ 出版
本会の成果として「鋼構造部材の抵抗強度の評価と信頼設計への適用」(1980)および「骨組構造物の座屈設計に関するフォーラム」(1994)を「橋梁と基礎」にそれぞれ2回に分けて発表しています.また,研究会での資料をまとめて,「活動報告資料集」を毎年発刊しています.さらに,拡大研究会における成果として「SGST拡大研究会論文集」を隔年で発刊しています.
■ 講演会,講習会
構造に関する講演会および講習会の主催または協賛を行っています.
協賛例
平成2年度
土木学会中部支部技術講座「構造物の設計にかかわる最近の話題」
平成4年度
土木学会中部支部技術講座「構造物設計における最近の話題 −景観設計とライフ
ライン構造物の設計および管理−」
平成6年度
土木学会中部支部技術講座「土木構造物の維持・管理・耐久性」
平成7年度
土木学会中部支部技術講座「阪神大震災から得た教訓と今後の耐震設計
―橋梁
構造物―」
平成17年度 橋梁技術発表会 「―橋梁技術の最前線―」
主催:(社)日本橋梁建設協会
平成18年度 構造工学フロンティア
主催:「構造工学フロンティア」実行委員会 (名古屋大学)
2.会員の構成
東海構造研究グループは,以下に示す会員によって構成されています.会員には正会員,賛助会員,特別会員および名誉会員の4種があります.
会員区分 | 資 格 |
正会員 | 本会の各種事業の主体となって活動する次の各号に該当する者 1.構造物に関する業務に従事する者 2.構造物に関する学識経験者 3.前号に準ずる者 |
賛助会員 | 正会員の研究活動に参加し又は支援する正会員の経験者及びこれに準ずる者 |
特別会員 | 本会の目的及び事業に賛同し、本会を援助する会社及び団体、特別会員は第1種と 第2種に分かれ、第2種の会員は会費納入の義務を負わない |
名誉会員 | 本会及び構造物に関する功績が特に顕著であって、本会の総会において推挙された者 |
重要な議決事項は総会で審議されます.総会は年1回開かれることになっています.定期研究会は,隔月で開催されています.
本研究グループでは代表,幹事長,幹事および会計監事の役員をおき,会の運営にあたっています.
会の運営は主として会員の納める会費があてられています.会費は会員の区分に応じてつぎのように決められています.
正会員 | 年額 2,000円 | |
賛助会員 | 年額 1,000円 | |
特別会員(法人) | 第1種 | 年額 30,000円 |
第2種 | 免除 | |
名誉会員 | 免除 |
特別会員の第1種と第2種については,研究会などへの行事参加への区別は全くありません.特別な事情により会費納入が無理な団体に対して,第2種は設けられていますが,現在はできるだけ第1種へ入会していただくようお願いしています.